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現職医師からのメッセージ

浅間総合病院で活躍する現職医師から、当院での勤務をお考えの皆様に贈るメッセージです。

総合内科 30代男性

総合内科として、各種コモンディジーズや高齢者医療、心療内科的領域を中心に診療しています。
少数ながら訪問診療も行っています。
また、内科領域における臨床研修指導医として、研修医教育にも力を入れています。
もともと地方出身であり、将来的にも中小規模病院で地域医療を行うことを想定してトレーニングを積んできました。
地元から近い地域に住みたいと思っており、また、自分の能力を活かせるところを探しているうちに、複数の偶然が重なり、この浅間総合病院と出会いました。
佐久市は、10万人規模の都市ですが、近隣に三次救急病院があるため、当院は主に二次救急病院を担当します。
各科専門科医も当然必要ですが、相対的に総合内科のようなgeneralistの存在が重要となる立ち位置です。
実際に、当院で働きだしてから、generalistとしての仕事がたくさんあり、非常にやりがいを感じています。
それと同時に総合内科医の不足を感じており、マンパワーが増えれば、さらに良い医療ができるとも思っています。
また、中小規模病院ならではの各科の垣根の低さ、雰囲気の良さも魅力の一つだと思います。
コメディカルとの距離も近く、家庭的な雰囲気の中で仕事ができます。
佐久市は、大規模都市ではありませんが、新幹線と高速道路があり、関東や北陸へのアクセスが良好で、学会やプライベートでの移動も非常に利便性が高いところです。
また、佐久平駅(当院は徒歩圏内)周辺は、全国展開しているチェーン店も多く、普段の買い物や生活も全く不便がありません。
冬は、北海道レベルの気温にはなりますが、日本でもトップクラスの晴天率であり、日中は暖かく感じることも多いです。
雪が降っても日中には溶けてしまうため、雪下ろしなどもほぼ必要がなく、夏は熱帯夜もないため、個人的には北海道(8年間住んでいましたが)よりも快適に生活できています。
また、都市機能だけではなく、自然も豊かであり、市内には複数の大型遊具がある公園もあり、子育てにもよいところだなと思っています。
ファミリー層にもおすすめの都市だと思います。
ちなみに、病院併設の保育園もあり、子供が小さい時はお世話になりました。
当院は、日当直などがなければ、土日祝日は休みが取れるため、プライベートの時間が確保しやすく、子育て中の方でも働きやすいと思います。
個人的には、仕事内容としても、プライベートにしても、非常にバランスがよいと感じています。
地域医療・総合診療領域に力を入れたい方や、プライベートを重視しながら専門医として働きたい方、ある程度の都市機能を有しながら自然豊かなところで子育てしたい方などには非常におすすめです。
まずは、一度、見学に来ていただき、佐久市と浅間総合病院の魅力を感じていただければと思います。

内科 30代男性

浅間総合病院に勤務をはじめて3年少々が経過しました。
 
浅間総合病院はとても働きやすい病院です。
自分のできる範囲での仕事をやっていく風土であり、無理をして擦り切れてしまうような働き方はありません。
内科もそれ以外の科も先生方は優しく、いろいろな患者さんの診察で困ったことがあれば科内の先生方に気軽に相談できますし、他科の先生方にも、たとえ素人質問であってもいろいろと相談に乗っていただける環境が整っています。
自分のみでは抱えきれないような症例はいろいろな方に手助けしてもらえますし、症例によっては近隣の他の医療機関にも相談させていただいております。
 
メディカルスタッフもたいへん優秀でかつ医師に協力的であり、できる仕事は率先してやっていただけるため、色々な面でとても助けてもらっています。
ドクターズクラークのサポートも充実しており、書類仕事のストレスもほとんどありません。
 
佐久地域の住民の方々はとてもやさしい方が多い印象です。
以前都心部で勤務医をしていた時に比べて、外来や病棟での患者さんやそのご家族とのやりとりがたいへんスムーズであるように感じています。
 
私自身は現在長野市から新幹線で通勤しています。
距離はありますが所要時間は20分強であり、通勤のストレスはありません。
長野市在住のため夜間のオンコールも免除いただいております。
 
また第一子が産まれた際は、他の先生方のご協力のもと約1か月間の育児休暇をいただき、子育てに専念させてもらえました。
また先々第二子が産まれる予定で、その前後には時短勤務を利用させていただいています。
浅間総合病院は医師一人一人のニーズに合わせた、柔軟な勤務が可能な病院であると感じています。

整形外科医

大学病院整形外科の教育研究スタッフをやめ、当院に赴任したのは子育てが目的でした。
自然に恵まれた環境を求めて長野に来ました。おかげで子供の喘息も起きなくなり、院内保育所に通わせながら、育てることができました。男・女・男の3人の子供でしたが、小学校時代は、男の子はサッカー、女の子はミニバスケットボールのスポーツ少年団で親子ともども楽しく過ごしました。

佐久市は長野県といっても、長野新幹線で東京駅まで最短69分の距離にあり、一時期は東京の病院に新幹線通勤をしていたこともありました。現在は住勤接近で働いており、子育てにも関わることが可能です。
整形外科の手術件数は年間約300件です。当院の利点は総合医局で全科が一か所に集まっているため、各科の連携がとりやすいことです。また、各科で、回り持ちでおこなう朝の医局勉強会や月1回のCPCなどで、他科の疾患の知識・トピックなども知ることができ、総合診療科としての能力も高めることができます。

2009年より総合診療科医師が研修指導専任医となりました。研修病院としても働きやすいと思います。長野県は北海道に次ぐ温泉の多い県です。私は、休日は近くの温泉に行ってゆっくりしていますが、若い医師たちは、スキー・スノーボード・ゴルフ・テニス・野球・サッカー・卓球などをやっているようです。

呼吸器・血管外科

北に凛と聳える浅間山と南に雄大に連なる八ヶ岳に囲まれた佐久平を、新棟の5階から眺めながら外科は診療しています。眼下の大型ショッピングモールの向こうに見える新幹線佐久平駅と周辺のマンション街の外側には田園が広がり、新鮮な空気と豊かな自然がたっぷり残っています。
外科医は若手が次々に加わってくれて、現在、 非常勤を含めて9名です。専門分野は内分泌外科1名、肝臓・消化器外科1名、乳腺・消化器外科4名、呼吸器・血管外科1名、それに紅一点の後期研修医1名です。昔は信州大学第2外科のジッツでしたが、今は全員大学医局のローテーションから外れて浅間病院に就職しています。それぞれの専門領域を尊重し、主治医制をとって患者さんへの責任を明確にしていますが、時間外・休日は当番制にして協力し合っています。

夏季休暇、年末年始休暇以外にも年休を使って毎年1週間ダイビング旅行に行く先生もいます。学会も病院補助が出て、同僚のサポートも得られるので自由に参加できます。
診療は午前中は外来3診、上部消化管内視鏡、消化器・血管エコー検査、病棟回診を分担し、午後は手術と下部消化管内視鏡、血管造影検査などの侵襲的検査、往診に分かれます。外科手術総数は年間300件ほど実施しています。
最近は若手に消化器内視鏡手術や血管内視鏡手術を国内留学研修してきてもらい、当院でも積極的に展開しています。外科系当直が一人当たり月2-3回当たりますが、整形外科、脳神経外科、耳鼻科、眼科のサポートは良好で、近くに三次救急・高度医療を担う佐久総合病院の重症患者の受け入れもスムーズなので、当直の負担は重くありません。

また当直翌日の午後は「当直明け」でゆっくり休めます。当院は外科専門医の学会指定修練施設でもあります。また、協力型研修指定病院として毎年2-6人の東京大学プログラムの研修医とオリジナルの研修医を指導していますが、診療で地域医療に貢献するのみならず、自分の知識や技術を次世代に伝えられる喜びも味わっています。
最近は初期研修医が残ってくれるケースも増え後期研修体制の充実を急いでいます。都会の病院でご自分の寿命をすり減らしながら働いているあなた、自然と利便性に富んだ佐久でゆったりと外科診療・教育に携わってみてはいかがですか?

総合診療科

順天堂大学 総合診療科医局。内科専門医、麻酔科標榜医です。当院では現在、臨床研修指導医として勤務しています。不明熱、膠原病、感染症など一般内科を中心に、重症患者の全身管理や、上部消化管内視鏡、胃瘻造設など患者さんを幅広く診れるように指導したいと思っています。
東京出身東京育ちで、長野県とは縁もゆかりも?ありませんが、スポーツや自然が好きで長野県に来ました。東京や軽井沢も近く、なんでもあるし大変住みやすいところです。
コメディカルスタッフとの関係もよく毎日楽しく働いています。最新の設備の中、一緒に楽しく仕事しましょう。お待ちしています。

産婦人科

常勤医師5名(女性3名)、非常勤医師7名で診療しています。
産科、婦人科、不妊治療それぞれにスペシャリストがいるため、難しい症例に関しては、皆で相談しながら治療方針を決定しています。
また、地域柄、温厚な患者さんが多く、働きやすい環境が整っています。
分娩件数は約350件、手術件数は約220件です。
当直体制は、当直医1名と自宅待機1名の2名体制をとっていますが、チーム主治医制ですので、当番以外の日に呼び出される事は、まずありません。
当直翌日の午後は、自分の担当する手術が無ければ、当直明けで休めることがほとんどです。
また、東京まで新幹線で最短69分、6,000円程度で行けるため、様々な学会や勉強会に出席する事が出来ますし、病院からの学会補助も十分に支給されています。
ゴルフ・テニス・スキー・スノーボード・サッカー・フットサルといった活動も盛んで、充実した休暇を過ごせることも魅力の一つです。
このように、非常に働きやすい環境なので、以前は大学からの派遣引き上げの関係で、産婦人科医2名まで減少した状況から、様々な産婦人科医が集まって、現在の5人体制になりました。
現在は、生殖医療専門医を募集しています