目次
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- 1.糖尿病センターの役割
- 2.診療の流れ
- 3.療養相談
- 4.栄養相談
- 5.お薬相談
- 6.フットケア
- 7.透析予防
- 8.FGMによる血糖の「見える化」
- 9.インスリンポンプ
- 10.糖尿病センターの業績
糖尿病センターの役割
近年、糖尿病に対して様々な薬が登場していますが、糖尿病が悪化する患者様や合併症を抱えている患者様がまだまだ多くいらっしゃいます。
当院は基幹病院として、地域での糖尿病の治療の強化や合併症の対策を行ってまいります。
いろいろ治療に取り組んでいただいているもののなかなか結果が伴わない方や、血糖が急激に高くなり心配な方などに、色々な角度での治療を検討し、患者様一人一人に合わせた治療内容をご提案させていただきます。
また当センターでは病診連携を積極的に推進しており、状態が安定されましたら地域の先生方へのご紹介をご相談させていただきます。
診療の流れ
糖尿病内科受付後、血液検査・尿検査を行い、糖尿病センターに来ていただきます。
血液検査結果が出るまで40分~1時間かかりますので、その間に、主治医より指示があり、必要な方は療養指導・栄養指導・フットケアを行います。
また、待ち時間には、日常生活の注意点や食事の工夫、運動療法、足のケアなどの糖尿病に関するDVDを流し、療養生活の参考にしていただいています。
また、薬剤指導なども行い、安全に安心して薬物療法ができるようお手伝いさせていただいています。
血液検査結果が出るまで40分~1時間かかりますので、その間に、主治医より指示があり、必要な方は療養指導・栄養指導・フットケアを行います。
また、待ち時間には、日常生活の注意点や食事の工夫、運動療法、足のケアなどの糖尿病に関するDVDを流し、療養生活の参考にしていただいています。
また、薬剤指導なども行い、安全に安心して薬物療法ができるようお手伝いさせていただいています。
療養相談
普段の生活の様子を聞かせてもらい、困っていること、不安なことなどの相談にのり、一緒に考えていきます。
患者さんと血液検査の結果を見ながら良かったところ、悪かったところを一緒に振り返ります。
血糖測定やインスリンが開始になった時の使用方法の説明もおこないます。
患者さんと血液検査の結果を見ながら良かったところ、悪かったところを一緒に振り返ります。
血糖測定やインスリンが開始になった時の使用方法の説明もおこないます。
栄養相談

食生活習慣を改善することで、糖尿病合併症の進行を遅らせることが出来ます。
栄養相談では、血糖管理や減量を目的としたエネルギー調整食や低糖質食、高血圧や腎症管理のため減塩食・たんぱく質調整食、1型糖尿病患者さん向けのカーボカウント法など実施しています。
患者さんやその家族と相談し、嗜好や家庭環境、食事内容や個々の生活習慣を伺い、現実的かつ効果的な食事療法の提案を心がけています。
栄養相談では、血糖管理や減量を目的としたエネルギー調整食や低糖質食、高血圧や腎症管理のため減塩食・たんぱく質調整食、1型糖尿病患者さん向けのカーボカウント法など実施しています。
患者さんやその家族と相談し、嗜好や家庭環境、食事内容や個々の生活習慣を伺い、現実的かつ効果的な食事療法の提案を心がけています。
お薬相談
週1回木曜日の午前中に、薬剤師が外来に出てお薬の相談を受け付けています。
現在、主に、お薬の追加や変更のある方を対象に薬剤説明を行っています。
内服中の薬のことがよくわからない、薬が多すぎて困っている等、お薬について質問のある方はご相談下さい。
現在、主に、お薬の追加や変更のある方を対象に薬剤説明を行っています。
内服中の薬のことがよくわからない、薬が多すぎて困っている等、お薬について質問のある方はご相談下さい。
フットケア

糖尿病では動脈硬化や神経障害をきたすことがあり、結果として足にさまざまな異常が出やすくなります。
そこで、フットケア外来は足潰瘍(かいよう)や足壊疽(えそ)などの「糖尿病足病変」の予防を目的として、いつまでもご自身の足を守っていけるよう、看護師がそれぞれの患者さんに適した日々のお手入れ方法を一緒に考え、ご自身でケアできるようにお手伝いさせていただく外来です。
そこで、フットケア外来は足潰瘍(かいよう)や足壊疽(えそ)などの「糖尿病足病変」の予防を目的として、いつまでもご自身の足を守っていけるよう、看護師がそれぞれの患者さんに適した日々のお手入れ方法を一緒に考え、ご自身でケアできるようにお手伝いさせていただく外来です。
透析予防
糖尿病の合併症の一つに糖尿病性腎症があります。
糖尿病性腎症は、糖尿病を発症した(通院を開始したではありません)時期から長期間かけて蛋白尿から始まり徐々に腎臓の機能が低下していき、最終的には人工透析が避けられなくなるものです。
透析予防は、糖尿病性腎症の進行を予防し、透析導入を防ぐことを目的とし、さまざまな対策、対応を、各スタッフと患者さんが一緒に考えていくものです。
糖尿病性腎症は、糖尿病を発症した(通院を開始したではありません)時期から長期間かけて蛋白尿から始まり徐々に腎臓の機能が低下していき、最終的には人工透析が避けられなくなるものです。
透析予防は、糖尿病性腎症の進行を予防し、透析導入を防ぐことを目的とし、さまざまな対策、対応を、各スタッフと患者さんが一緒に考えていくものです。
FGMによる血糖の「見える化」
患者さんの日常生活での血糖の状態が分かればより有効なアドバイスができるでしょう。
最近登場したフラッシュ・グルコース・モニタリング装置は2週間分の在宅での血糖変動を簡単に「見える化」してくれます。
結果はスタッフがていねいに解説し、高血糖や低血糖の対処方法を患者さんとともに考えます。
最近登場したフラッシュ・グルコース・モニタリング装置は2週間分の在宅での血糖変動を簡単に「見える化」してくれます。
結果はスタッフがていねいに解説し、高血糖や低血糖の対処方法を患者さんとともに考えます。
インスリンポンプ

近年、インスリン注射の1つの方法としてインスリンポンプ療法が進歩してきています。
浅間総合病院糖尿病センターでは、特にインスリン注射が必須となる1型糖尿病の患者さまを中心に、ライフスタイルに合ったインスリン注入法として、最新のインスリンポンプ療法を提案できるよう準備しております。
浅間総合病院糖尿病センターでは、特にインスリン注射が必須となる1型糖尿病の患者さまを中心に、ライフスタイルに合ったインスリン注入法として、最新のインスリンポンプ療法を提案できるよう準備しております。
糖尿病センターの業績
学会発表、論文発表、講演会などを行っています。
2022年 学会発表(2022年 日本糖尿病学会年次学術集会)
2022年 学会発表(2022年 日本糖尿病学会年次学術集会)
発表者 | 演題名 |
仲 元司 | 佐久平糖尿病ネットワークと薬剤師会との地域におけるチーム医療構築 |
尾下 雄紀 | 当院における動画学習プログラムを用いた糖尿病教室についての検討 第2報 |
井出 美子 | COVID19陽性にて入院中の糖尿病末治療患者に対する療養支援 |
坂口 和樹 | リブレLink導入で何が変わったのか? |
森本 光俊 | 新時代のCDEL認定組織の運営について ~東北信地区糖尿病療養指導士育成会のコロナ禍の取り組み~ |
大澤 瑞穂 | 経口セマグルチドによる食行動の変化 |
丸山 友子 | セマグルチド注射の使用中の患者の思いの評価と療養支援 |
依田 淳 | 当院におけるセマグルチド経口薬の有効性の検討 |
佐藤 誠泰 | セマグルチド錠の患者負担軽減及び十分な効果発現にむけた服薬指導の取り組み |
西森 栄太 | 糖尿病専門医の脂肪肝・肝癌スクリーニングの現状と課題 ー 長野県糖尿病専門医を対象としたアンケート調査 ー |
市川 雅美 | リブレリンク導入による患者の利便性と看護師の作業効果 |