目次
プレコンセプションケア始めました!
1 プレコンセプションケア・妊活検診(不妊検査)
プレコンセプションケアとは、女性やカップルを対象とし、将来の妊娠のための健康管理を促す取組と定義されてます。 いつか妊娠したいと思っている人や、今はまだ妊娠を考えていない人でも、不妊検査に対して長野県から最大25,000円の助成が受けられます。 一度も不妊治療を行っていない夫婦(事実婚含む)で妻の年齢が40歳未満の方が対象になります。 明らかな不妊症の夫婦は、保険診療で検査を行っていくことをお勧めしておりますが、プレコンセプションケアを受けて頂くことは可能です。プレコンセプションケアは、病気の方を対象にする検査ではありませんので、健康保険は適用されず、すべて自費診療となります。保険診療と同日には行えませんので、ご了承ください。
2 プレコンセプションケアの流れ
(1)当院コウノトリ外来にプレコンセプションケア希望で電話予約をお願い致します。
(診察時間:平日9時~11時半 月・水・金14時~15時半)
(2)妻の月経1~7日目に来院。
問診や血液検査・精液検査を行います。
・夫婦で一緒が望ましいですが、別でも可能です。
・精液検査はおよそ30分で結果が出ます。
・他の血液検査の結果は1週間かかります。
(3)妻の排卵日付近で妻の超音波検査を行います。
卵胞の発育や子宮内膜の厚みを見て、正常な排卵が行われているかを確認します。
また、血液検査の結果の説明も行います。
(4)以上の検査結果に基づいて、今後の妊娠・出産の計画のカウンセリングを行います。
(明らかな異常を認めた場合、保険診療への移行をお勧めする場合もあります。)
(5)長野県妊活検診(不妊検査)費用助成申請をされる方は、最後の受診から90日以内に、
必要書類を揃えて居住地の保健福祉事務所(保健所)に提出してください。
[必要書類]
ア 長野県妊活検診(不妊検査)費用助成事業申請書
イ 長野県妊活検診(不妊検査)費用助成事業受診等証明書
ウ 夫婦双方の不妊検査に関わる領収書の原本(医療機関が発行したもの)
エ 夫及び妻の住民票の写し
オ 夫婦であることを証明できる書類
(1)法律婚の場合
・戸籍謄本の写し
(2)事実婚の場合
・両人の戸籍謄本の写し
・長野県妊活検診(不妊検査)費用助成事業事実婚関係に関する申立書
※戸籍謄本とは、戸籍全部事項証明書のことを指します。
(1)法律婚の場合
・戸籍謄本の写し
(2)事実婚の場合
・両人の戸籍謄本の写し
・長野県妊活検診(不妊検査)費用助成事業事実婚関係に関する申立書
※戸籍謄本とは、戸籍全部事項証明書のことを指します。
*性感染症に係る検査(HIV・クラミジア感染症・梅毒・B型肝炎・C型肝炎)は、プレコンセプションケアに含まれておりません。
プレコンセプションケア料金表(自費:消費税込)
検査内容 | 男性 | 女性 | お支払合計額 |
初診料 | 3,170円 | 3,170円 | 6,340円 |
問診 | 0円 | 0円 | 0円 |
精液検査 | 770円 | 770円 | |
AMH | 6,600円 | 6,600円 | |
再診料 | 810円 | 810円 | 1,620円 |
検査結果説明 | 0円 | 0円 | 0円 |
検査費用 [必要最低額] | 15,330円 | ||
(以下、希望検査) | |||
風疹抗体検査 | 870円 | 870円 | 1,740円 |
血液検査(FSH・LH・E2) | 4,270円 | 4,270円 | |
超音波検査 | 5,830円 | 5,830円 | |
検査費用 [希望検査含む すべての検査を行った場合] | 27,170円 |
*希望検査である妻の血液検査・風疹抗体検査・超音波検査も受けられることをお勧めしております。 |
無痛分娩開始のお知らせ
東信地区でも無痛分娩を希望する声が大きくなり、当院でも2023年7月1日より硬膜外無痛分娩を開始することとしました。
費用は10万円(税込み・自費診療)となります。
予定分娩誘発と硬膜外麻酔を組み合わせて無痛分娩を行います。
誘発予定以前の夜間・休日に陣痛が開始したり、前期破水になった場合は行うことはできません。
また鎮痛効果には大きな個人差があり、患者様が効果不十分と感じられても費用の返還には応じません。
ご希望の患者様は、担当医師、助産師、看護師になるべく妊娠36週までに申し出て下さい。
以下の患者様は対象外とさせていただきます。
1 血液が固まりにくい体質である:
硬膜外麻酔にともなって生じることのある硬膜外血腫は、 血液が固まりにくい状態にあると起こりやすくなります。
これまでに血液が固まりにくい体質だと言われたことがある方は、担当医にお伝えください。
また、妊娠やお産の経過中に血液の固まりやすさは変化することがあり、もともと血の固まりにくい体質でなくても、硬膜外鎮痛をすることができなくなることがあります。
硬膜外鎮痛を行う際には、あらかじめ血液の固まりやすさの検査を行います。
2 大量に出血していたり、著しい脱水がある場合:
硬膜外鎮痛を行うと血圧が急激に低下する危険性が高いため、行うことができません。
3 硬膜外カテーテルの挿入困難が予想される場合:
背骨に変形がある場合は、変形の程度や位置によっては、硬膜外腔に管を入れることがとても難しいことがあります。
またBMI=体重kg ÷ (身長m)2が35以上だったり、背骨が触知不能でカテーテルの挿入困難が予想される場合もお断りすることがあります。
4 椎間板ヘルニアと診断されたことがある場合:
椎間板ヘルニアがある場合、麻酔薬の広がりが悪く効果が見込めないことや、麻酔薬が1か所に留まることにより神経がダメージを受ける可能性があります。
硬膜外無痛分娩の説明書
硬膜外無痛分娩の説明書 (2023-10-12 ・ 233KB) |
"立ち会い出産"の再開について
分娩予約の(里帰り出産を含む)方法

当院では、出産予定の妊婦さんが多く、施設上の限界から分娩の制限をさせていただいているため、里帰り出産等の場合でも、妊娠初期に当院を受診していただき、 妊婦さんの状態を観察し、出産予定日を予測し分娩予約を入れておりますので電話での分娩予約は行っておりません。
産婦人科受診のうえ分娩予約をおこなってください。
ご面倒ですがご理解とご協力をお願い致します。
詳しいお問い合わせは産婦人科外来受付までお願いします。
産婦人科受診のうえ分娩予約をおこなってください。
ご面倒ですがご理解とご協力をお願い致します。
詳しいお問い合わせは産婦人科外来受付までお願いします。
産婦人科の特色
東信地域で唯一、腹腔鏡・子宮鏡手術・体外受精・顕微授精をすべて行える施設です。
産婦人科診療全般に対応します。
小児科の協力のもと、安心して分娩していただけるよう心がけています。
産婦人科診療全般に対応します。
小児科の協力のもと、安心して分娩していただけるよう心がけています。
治療実績
治療実績 | 2021年 | 2022年 |
分娩数 | 474件 | 448件 |
(以下 分娩数 うち数) | ||
(帝王切開術) | 45件 | 77件 |
(帝王切開率) | 14% | 17% |
手術件数 | 203件 | 237件 |
(以下 手術件数 うち数) | ||
開腹術(帝王切開術除く) | 45件 | 38件 |
帝王切開術 | 67件 | 77件 |
腹腔鏡手術(TLH除く) | 23件 | 33件 |
腹腔鏡下子宮摘出術 (TLH) | 3件 | 3件 |
膣式手術 | 17件 | 32件 |
(上記膣式手術のうち 子宮脱手術) | (12件) | (16件) |
子宮頸部円錐切除術 | 23件 | 27件 |
子宮鏡手術 | 17件 | 12件 |
悪性腫瘍手術 | 8件 | 15件 |
(広汎子宮全摘出1件) | (広汎子宮全摘出1件) |
産婦人科医師のご紹介
常勤医師
氏名 | 専門 | 資格等 |
青木 敬宏 (あおき たかひろ) | 不妊・内分泌 | 日本産科婦人科学会専門医 母体保護法指定医 臨床研修指導医 |
柳澤 愛実 (やなぎさわ まなみ) | 産婦人科一般 | 日本産科婦人科学会専門医 |
鎌田 広之 (かまた ひろゆき) | 産婦人科一般 | 日本産科婦人科学会専門医 |
重川 和之 (しげかわ かずゆき) | 産婦人科一般 | 日本産科婦人科学会 |
嘱託医師
氏名 | 専門 | 資格等 |
太田 雄治郎 (おおた ゆうじろう) | 婦人科腫瘍 | 日本産科婦人科学会専門医 日本婦人腫瘍学会婦人科腫瘍専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 日本がん治療認定医機構がん治療専門医 母体保護法指定医 診療情報管理士 |
非常勤医師
氏名 | 専門 | 資格等 |
金井 孝夫 | 不育症 | 日本産科婦人科学会専門医 日本周産期新生児医学会新生児蘇生法インストラクター スポーツ医 日本産婦人科乳腺医学会認定医 日本医師会認定産業医 |
林 崇 | 不妊・内分泌 | 日本産婦人科学会専門医 |
一瀬 隆行 | 婦人科腫瘍 | 日本産婦人科学会専門医 日本婦人腫瘍学会婦人科腫瘍専門医 |
寺島 豪志 | 産婦人科一般 | 日本産科婦人科学会 |
産婦人科常勤医師5名と非常勤医師7名、助産師25名、看護師8名が担当します。
病棟は女性と小児の混合病棟となっています。24時間産婦人科医師が対応できる体制です。
月曜日から金曜日までの午前の婦人科外来産科外来、コウノトリ外来のほかに、月・水・金の午後のコウノトリ外来と火・木は助産師外来を開いています。
病棟は女性と小児の混合病棟となっています。24時間産婦人科医師が対応できる体制です。
月曜日から金曜日までの午前の婦人科外来産科外来、コウノトリ外来のほかに、月・水・金の午後のコウノトリ外来と火・木は助産師外来を開いています。
診療内容
当院の産婦人科では、中等度のリスクまでの分娩、妊婦健診、良性悪性疾患の手術及び化学療法(抗がん剤治療)を含む婦人科診療、不妊治療等を行っています。
産婦人科医師12名(専門医10名、うち非常勤6名)、助産師25名、看護師8名が産科病棟(小児科との混合病棟)を担当します。
妊婦健診では毎回超音波検査を行います。以前から助産師外来を取り入れており、日頃分娩を扱っている病棟助産師とのコミュニケーションの場となっております。気軽に質問等して頂ければ幸いです。
産婦人科医師12名(専門医10名、うち非常勤6名)、助産師25名、看護師8名が産科病棟(小児科との混合病棟)を担当します。
妊婦健診では毎回超音波検査を行います。以前から助産師外来を取り入れており、日頃分娩を扱っている病棟助産師とのコミュニケーションの場となっております。気軽に質問等して頂ければ幸いです。
当院では正常分娩は原則として助産師が担当します。
アロママッサージを取り入れたり、おっぱい学級を開催するなど、分娩前後の入院生活を、より快適に過ごせるよう心掛けています。
アロママッサージを取り入れたり、おっぱい学級を開催するなど、分娩前後の入院生活を、より快適に過ごせるよう心掛けています。
双胎、骨盤位(逆子)と帝王切開の既往のある方は、予定帝王切開としています。
原則10日間の入院となります。
骨盤位の方には希望により妊娠35週以降に外回転術を行います。
小児科常勤医師と非常勤医師の協力により、早産児(原則35週以降)低出生体重児の管理にも対応いたします。