2023.4.14更新
目次
リハビリテーション科の紹介
病気やケガにより身体機能の低下や日常生活動作能力、社会参加能力が低下した方に対して、医師の指示のもとにリハビリテーションを実施しています。
当院では外来通院、入院加療、訪問診療でのリハビリテーションを実施しており、急性期から回復期、その後の在宅までの一貫したサービス提供を行っています。
患者様やご家族様の希望および目標に合わせ、機能回復・日常生活動作能力獲得を目指し、早期の退院や社会復帰に向けて支援していきます。
入院中は各病棟にて医師や看護師、薬剤師、栄養士、医療相談係等を交えた多職種でのカンファレンスを行い、患者様の情報共有を図りつつ最適な関りが持てるよう努めています。
当科は以下の4部門で構成されており、それぞれに専門職である理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・視能訓練士が配置されております。
・理学療法(Physical Therapy:PT)
・作業療法(Occupational Therapy:OT)
・言語療法(Speech-Language-Hearing Therapy:ST)
・視能矯正(Orthoptics:ORT)
部門別スタッフ数
部門名 | 資格等 | 担当人員 |
理学療法 | 理学療法士 | 22名 |
作業療法 | 作業療法士 | 11名 |
言語療法 | 言語聴覚士 | 3名 |
視能矯正 | 視能訓練士 | 6名 |
施設基準
- 脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)
- 運動器疾患等リハビリテーション(Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
- 廃用症候群リハビリテーション科(Ⅰ)
- 心大血管リハビリテーション(Ⅰ) 2022年6月より追加
- コンタクト検査科(Ⅰ)
- PT・OT・ST実習施設
- ORT実習施設
スタッフの取得資格
専門理学療法士 | 運動器 | 1名 |
認定理学療法士 | 運動器 | 3名 |
脳卒中 | 2名 | |
呼吸 | 1名 | |
発達障害 | 1名 | |
大学院 | 後期課程修了(理学療法学) | 1名 |
三学会合同呼吸療法認定士 | 6名 | |
リンパ浮腫療法士 | 1名 | |
弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター | 1名 | |
福祉住環境コーディネーター2級 | 5名 | |
ゴルフフィジオトレーナー | 1名 | |
東北信糖尿病運動指導士 | 1名 | |
介護支援専門員 | 1名 | |
児童発達支援管理責任者 | 1名 | |
障がい者相談支援従事者 | 2名 | |
認定視能訓練士 | 2名 | |
国際医療福祉大学視機能療法学科特任准教授 | 1名 | |
医療安全管理者 | 1名 |
外来リハビリテーション
当院の取り組み
当院の外来リハビリテーションは、主に整形外科疾患(首、肩、腰、股関節、ひざ、足部)に問題を抱えており、整形外科医によりリハビリテーションが必要と判断された患者さまに対して行っています。
当院の整形外科医は極力、手術をしない治療(保存的治療)を第一選択とすることを方針としています。
そのため、整形外科とリハビリテーション科で綿密にカンファレンスを行い、連携して保存的治療中の患者さまの期待に応えられるよう努めています。
また、手術が必要となった際には、手術前(外来)・手術後(入院)・退院後(外来)のリハビリテーションが切れ目なく提供できる体制となっておりますので安心してリハビリテーションを受けていただけます。
歩行計測
2017年に長野県内の病院や自治体、大学などの研究機関や企業を中心に、一般社団法人歩行ケア協会が設立されました。
「歩行ケア」の普及に向けて歩行状態を確認するために、マイクロストーン株式会社で開発されたセンサーを身につけて歩行時の体の動きの特徴や癖を調べる装置「THE WALKING」を活用して歩行改善に対する取り組みを進めております。
※「歩行ケア」は厚生労働省の令和2年度実証テーマに採択され、厚生労働省の実証実験の結果から「歩行ケア」に2ヶ月間取り組むことにより、転倒防止効果が実証されています。
小児のリハビリテーション
先天的・後天的な障害をもつお子さんや、発達が気になるお子さんに対して、小児科医師と連携しながら、お子さんの発達を支援します。また、保育園・幼稚園・小学校・療育施設など、お子さんが通う機関と情報共有をして、お子さんが過ごしやすい環境を整えていきます。
当院の取り組み
心臓リハビリテーション
当院の取り組み
自動車運転評価
乳がん術後のリハビリ
当院の取り組み
術直後は、患者さまは手術の痛みや、今後の生活について不安が多くあります。その一つ一つを、患者さま個々の生活背景を確認しながら、できること、工夫するとできること、家族に頼ってほしいことなどをアドバイスさせていただきます。
併せて「リンパ浮腫療法士」の資格を持つ「理学療法士」が、どんな時にリンパ浮腫になりやすいかを指導し、リンパ浮腫予防の日常生活の指導等を当院で作成したパンフレットを用いて行います。実際にリンパ浮腫になった際は、セルフドレナージの指導を行ったり、浮腫を軽減するための腕や手、足に装着するスリーブやグローブ、ストッキングの選定、つけ方・外し方のアドバイスをしたり、乳がんであってもできるだけ今までの生活を維持できる工夫、指導を行っています。
視能検査
当院の取り組み
医師の診断・治療の手助けとなる、正確な検査結果を提供
視能訓練士が出す検査結果は診断における重要なデータです。
私達は医師と密に連携をとり、信頼性が高い検査が行えるように、一人一人責任を持って検査に携わっています。
また、日々の外来以外にも学会や勉強会へ積極的に参加し、検査スキルの向上を図っています。
ライフスタイルに合わせた眼鏡やコンタクトレンズの処方生活習慣や環境に合わせて、見たい距離に対応した眼鏡、
コンタクトレンズの度数を提案します。
コンタクトレンズ幅広いコンタクトレンズメーカーのレンズを取り扱っております。
(ソフトレンズ・ハードレンズ共に、近視用・遠視用・乱視用・遠近両用・サークルレンズ・治療用レンズ)
ライフスタイルに合わせた眼鏡やコンタクトレンズの処方
生活習慣や環境に合わせて、見たい距離に対応した眼鏡、コンタクトレンズの度数を提案します。
コンタクトレンズ
幅広いコンタクトレンズメーカーのレンズを取り扱っております。
(ソフトレンズ・ハードレンズ共に、近視用・遠視用・乱視用・遠近両用・サークルレンズ・治療用レンズ)
視能矯正
眼科ドック
当院の取り組み
スペシャルコース
眼科のほぼすべての病気に対応した検査をします。
スタンダードコース
黄斑変性・網膜疾患・白内障などの検査をします。