目次
感染制御室は浅間病院の院内感染対策を制御する中央部門として2013年4月に医療安全室から独立部門化されました。現在は医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師と多職種で構成されたメンバーで活動しており、それぞれの職種の専門性を活かしながら感染対策チーム(Infection Control Team;ICT)の核として院内感染防止に努めています。また院内感染対策の実行部隊であるリンクスタッフ会を主導し院内感染対策の徹底を図っています。
基本理念
- 患者さんやご家族、職員、学生など病院に関わるすべての人々を院内感染から守るための効果的な予防および管理を実践します。
- 手指衛生をはじめとする感染予防策や、抗菌薬の適正使用を推進できるよう、医療従事者全員に指導・教育を徹底します。
- 最新情報に基づいて浅間病院の感染対策を常に検証し改善していきます。
感染対策活動について
感染対策は、患者さんならびに職員の安全を確保することを基本として、院内感染の防止や解決に向けての総合的、組織横断的な対応が求められる重要な任務です。
万が一、院内感染が発生した場合の迅速な対応、院内感染拡大の兆候をいち早く察知するための監視、感染症診療や感染予防対策、耐性菌対策などの指導、院内感染防止のための職員教育など継続的な活動が重要です。
職員全員が感染対策を実施し、患者さんに安全でより良い医療を受けていただけるよう、感染制御室は院内・院外の関連部署と連携しながら活動しています。
万が一、院内感染が発生した場合の迅速な対応、院内感染拡大の兆候をいち早く察知するための監視、感染症診療や感染予防対策、耐性菌対策などの指導、院内感染防止のための職員教育など継続的な活動が重要です。
職員全員が感染対策を実施し、患者さんに安全でより良い医療を受けていただけるよう、感染制御室は院内・院外の関連部署と連携しながら活動しています。
主な活動内容
感染拡大防止対策、予防策、職員衛生管理
- アウトブレイク対策
- 院内感染発生防止対策
- 針刺し・切創による血液・粘膜曝露対策
- 針刺し・切創による血液・粘膜曝露職員に対する教育講習
- ワクチン接種
- 新型インフルエンザ発生時シミュレーション
感染対策委員会、感染対策チームの運営
- 感染防止委員会:毎月第4月曜
- ICT:毎週金曜
- リンクスタッフ会:毎月第4月曜
院内ラウンド(巡視)
- リンクスタッフ・ラウンド
- 院内環境ラウンド
- 感染症ラウンド
- 耐性菌ラウンド
マニュアルの作成・改定・整備、各種通達の発信
- スタンダードプリコーション
- カテーテル関連感染対策ガイドライン
- 針刺し事故防止マニュアル
- MRSA対策マニュアル
- 接触感染対策マニュアル
- 空気感染対策マニュアル
- 新型インフルエンザ対応マニュアル
教育・啓発活動
- リンクスタッフ・レクチャー
- 院内感染防止講演会
- 針刺し防止、ノロウイルス対策講習会
院外ネットワークの構築
- 他施設、地域医療との連携
・東信院内感染ネットワーク:年2回
・加算1-2病院合同カンファレンス:年4回
・加算1病院相互ラウンド:年2回 - 環境感染学会参加、発表:年1回
- 行政機関との協議会
- 院外からの相談窓口